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アシスタントナースの1日の仕事内容と日本との違い、大公開!《施設編》

アシスタントナースの1日

こんにちは!シドニーでアシスタントナースをしているKopeです

だいたい就職先は老人ホーム(施設)か訪問介護(ホームケア)なんでしょ?
基本的なやることは教えてもらったけど、実際のもっと詳しいスケジュールが知りたい!

アシスタントナースの就職先についてとだいたいの内容はこちら ↓ で書きましたが、今回はもっと踏み込みます!

実際に1日をどう過ごしているのかについて詳しく書いていきたいと思います。

こんな悩みの人へ
・アシスタントナースってどんなことしてるの?
・1日の流れを知りたい
・日本とオーストラリアの施設で違うことって何?

もくじ

施設での一日のスケジュール

施設での仕事は、そこに住居を移して住んでいる人たち(resident / レジデント)の日々の生活の介助をしていきます。

一日の流れ

レジデントの1日の流れはこんな感じ!

時間やること
7:00〜「起こす、トイレ、シャワー、着替え、ベッドメイキング、ダイニングルームに連れて行く」を ”全ての” レジデントにする
8:00〜朝食 / 食事介助、配膳、下膳
9:00すべてのレジデントの朝食が終わり、それぞれ部屋に連れて行ったり、共有リビングルームで映画を観たり、アクティビティに参加させる
10:00 ティータイム。お茶 /コーヒーとお茶菓子を配る。
11:30ダイニングルームに連れて行く
12:00昼食 / 食事介助、配膳、下膳
15:00ティータイム。お茶 /コーヒーとお茶菓子を配る。
17:00夕食 / 食事介助、配膳、下膳
17:30〜食事が終わった人から順に部屋に戻し着替え、トイレ、歯みがきを済ませ、ベッドに寝かせる
19:30ほぼ全員をベッドへ寝かせ終える
20:00〜6:30ナースコール対応、見回り、物品の補充など

基本的には日本の施設とやることは同じだけど、違うのは朝シャン!!ベッドメイキング!!ティータイム!!

アシスタントナースのシフト

上の表がレジデンスの1日の流れで、これに沿って時間を区切りながら働いていくよ!

モーニングシフト Morning shift

文字通り朝から昼過ぎまで。

施設によって少しずつ時間がずれるけど、だいたい6:30〜7:00に出勤、14:30〜15:00に終わりが多い。

プラス、めっちゃ忙しい朝支度時間のために7〜11時のショートシフトもあったりします。

午後の時間が自由になるけど、朝の2時間がめっっちゃ忙しい。

イブニングシフト Evening shift

これは夕方から夜にかけて。

モーニングシフトと入れ違い。14:00〜14:30に出勤して20:30〜21:00に終わる

これも夜ごはんから寝支度のばたばたのために15〜19時くらいのショートシフトがあったりします。施設によります。

モーニングシフトより、ほんのちょっぴり時給がいい。1〜2ドルくらい笑

ナイトシフト Night Shift

夜勤。21:30ごろから朝の7:00のモーニングシフトのスタッフが来るまで。

夜勤だからそこまでやることはない。
しかしスタッフが少ない上に、地味にナースコールやセンサーコールが多く結構忙しい。

ここで驚きなのは、見回りはするけどオムツ交換は朝までしないこと!!

「寝てるのに起こしちゃうのはかわいそうでしょ」という考えらしい。。おしりかぶれ大丈夫?と思うけど、そこまでかぶれてる人はそんなにいない。

そして日本なら夜勤手当で時給めっちゃ上がるのに、なぜかイブニングシフトとほぼ変わらない。

時間が長い分稼げるけど、身体が壊れる。笑

日本とは違う?オーストラリアならではの習慣

朝シャワー

みんながみんな朝お風呂入るの?

そうなんだよ!一日の汚れを落としたいから夜入りたい日本人と違って、朝一日の始まりにさっぱりしたいのがオージーだよ!笑
そしてお風呂(湯船)はない!!シャワーのみ!

日本人はお風呂大好き人種!なので施設にもだいたい介護用の湯船があり、よっぽど介護度が高くなければ定期的に入れてあげます。

日本でもこのお風呂タイムは時間勝負で、だいたい時間のある午後に数時間でやることが多いです。
そして時間が許すギリギリまでそれぞれの利用者さんができるだけ長く入れるように優しい配慮がなされている。素晴らしい。介護士さん達は汗だく。お疲れ様です泣 (日本では看護師だったため施設でお風呂介助はせず)

しかしこちらは湯船文化はなくシャワーのみ。もはや寒くないのかと思うほど短時間で済ます。だいたい5〜10分。

こちらは汗だくだし、もう少し丁寧に入れてあげたいと心から思いますが、同僚に遅いと怒られます。すごくやるせない。

あとこちらでは、大浴場的な場所でみんなを一気に入れるのではなく、個々の個室にシャワールーム(というかトイレの隣)がついていてそこで入れます。「え、介護施設だよね?設計どうした?」と思うくらいせっまいシャワールームの施設も。車椅子ギリッギリ泣

ドライヤーは使わない!

これも面白いなと思ったところ!

白人の髪質は細くてふんわりしていて、タオルドライ後は特になにもしなくてもすぐ乾く!
だから若者も頭濡れたまま外にいるのを見るのかと実感。

アジア人の髪質は太くて多い。(どんなに薄い人でも)だから乾きにくい。中国人のレジデントはちゃんとドライヤーで乾かしてあげてました。

これもマルチカルチャーなオーストラリアならではで面白い。

 <朝シャンまとめ>
・シャワーのみ、毎朝(!)全員(!)入れる
・しかし5〜10分で超高速で入れなければならない
・シャワールームという名のトイレの横のスペース
・白人の髪はドライヤーなしで乾く

ベッドメイキング

これも文化。

日本では「万年寝床」という言葉もあるくらい、そんなにベッドメイキングって印象ないイメージ。病院でも週1回シーツ替えるときくらいだし、施設でもそんなもんだと思う。なんなら自分の家でも毎日はベッド整えなかった笑

しかしここオーストラリア、全員ベッドメイキングします。毎朝!!ベッドを出たらメイキング!

シーツは必ずしも替えなくてもいいけど、綺麗に整えます。
敷きシーツ、かけシーツ、お布団、ベッドカバーがあるのでそれを全て整え、そしてだいたい枕とクッションは数個あるので可愛くします。なんならぬいぐるみ持ってる人率がすごく多く、くまさんや猫ちゃんも一緒に飾ります。笑

いいですか、これはどんな介護度の人であってもです!
いくら朝食後すぐまたベッドに横になるのがわかっている人でも、いくらその人が認知症で理解できていなくても、です。笑

あと着替えも!みんな着替えさせます!パジャマで朝ごはんなんてありえない!ちゃんとシャツにズボン!ブラウスにスカートネックレス!

 <ベッドメイキングまとめ>
・毎朝必須
・ベッドはクッションとぬいぐるみで可愛くデコる
・どんなにすぐベッドに戻る人だとしても絶対やる

ティータイム

ティータイム?!お茶の時間?

そうなの!不思議の国のアリスみたいでしょ!おもしろいでしょ〜笑

10時と15時にコーヒーか紅茶の時間があるんです。茶菓子もセットで。

しかも普通に朝ごはん後にもだいたい飲む。

朝ごはんティー昼ごはんティー夜ごはん。常に何かしら食べてる!笑笑

みんな高齢者なのにすごいなといつも思ってます笑

そして、レジデントそれぞれ好きなコーヒーが決まっています。当たり前のように聞かずにそれを出します。なので最初は顔と名前を覚えるだけでなく、プラスコーヒーの種類も覚えなければなりません!笑笑

この人はフレッド、カプチーノに1シュガー、この人はマリー、紅茶にミルク2シュガー………

そしてこのティータイムはスタッフにも対応されていて、お昼休憩とは別にティーブレイクという15分休憩(有給!)があります!休憩だからコーヒーは飲んでも飲まなくても大丈夫。笑

まとめ

さて、どうだったでしょうか?施設での一日の流れはこんなかんじです!

これからアシスタントナースになる人、今学校に通ってる人の参考になれば嬉しいです!

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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