こんにちは!オーストラリアに滞在中のKopeです!
今回はビザについて説明しようと思います。
何故なら、みんな意外と知らないから!笑
日本で生まれて日本で暮らしてたらまぁビザとは無縁なので知らないことが多く、オーストラリアに来て自分が「外国人」になった時にはじめていろんなことを知りました。
基本的なことで各国によってそれぞれ少しずつ違いはありますがだいたいの概要は同じです!
私がオーストラリアにいるので例にオーストラリアが多くごめんなさい。
<こんな悩みの人へ>
・ビザってそもそもなんなの?
・日本のパスポートは強いとかすごいとか聞くけど何が?なんで?
・観光、学生、就労、パートナー、ワーホリ…めっちゃ種類あるけど何が違うの?
・永住権はよく聞くけど、市民権?
・永住権と市民権の違いってなんなの?
まずはじめに、ビザとは?
ね、普通に海外旅行に行く時、ビザは取ってる?
え?ビザ?なんかカナダとかアメリカとかオーストラリアに行くときにはETAとかESTAとか取ったよ!
ううん、それは「電子渡航許可」っていう、事前に個人情報申請して、この人は怪しいやつじゃないな!旅行よし!って承認されるシステムのこと。ビザは?
え、、、知らないよ…。え、まさか不法滞在してたの?!
まさか!!笑
ちゃんと「観光ビザ」で行っています。
ビザとは
査証。外国に入国するにあたった「入国審査」のこと!
この人はちゃんとした人か、怪しいやつじゃないかをチェックする。変な人に不法滞在されたらどの国も貯まったもんじゃないからね!
目的に応じていろんな種類のビザがある。
日本のパスポート世界一信頼されてる!!
よく言われている「日本のパスポートは世界一強い」これの意味、ご存知ですか?
世界のパスポートランキングを見ると、なんと日本は堂々の1位!
ぱちぱち!!いえいいえい!
でも実際1位だとなにがいいの?
このランキングは、国際航空運送協会(IATA)のデータをもとに、199種類のパスポートと227カ国・地域を対象に、ビザなしで渡航できる国・地域を調査したもの。
「199種類のパスポートと227カ国・地域を対象に、ビザなしで渡航できる国・地域」(大事なので2回笑)
そう!日本人は世界から健全な人々であると認められているのです!だから申請免除されてる!すごい!
顔パスならぬパスポートパスです!
その日本のパスポートで申請なしで入国できる国はなんと192カ国!!227カ国中!ほとんど行ける!
だからみんな観光ビザにピンとこないんです。勝手に降りてるから。
これ対象外の他の国の人は、わざわざ観光ビザを申請し審査を受け、なんなら面接もして、審査降りるまで待って、やっと旅行に行けます。
そして、だからこそ盗まれやすい!高く売れるから!!気をつけて!!
ビザの種類
観光ビザ visiter visa
さて!なのでありがたいことに日本人なので旅行で短期で行く場合は何もしないで大丈夫。
観光ビザは国によって違うけど、だいたい3〜6ヶ月。
ちなみにオーストラリアは3ヶ月でカナダ、アメリカは6ヶ月だよ。
・何も申請しないでOK。
・国によって許されている滞在期間が違う。だいたい3〜6ヶ月。
・「観光」を目的としているため「就業」は禁止されている。
・学校はその間の期間だけだったら行ける。だから「短期留学3ヶ月」とかは観光ビザでOK。
・ビザが切れたら観光ビザのさらなる延長はできない。学生ビザには可能。
何もしないで3ヶ月は滞在できるって日本のパスポート凄すぎない?
しかしそれ以上となるとさすがに他のビザを申請しないと行けません。ここからはパスポートパスはなしです。
学生ビザ student visa
観光ビザを除いたらこれが一番取りやすい。なのでワーホリから学生に切り替えて留まる人が多い。
どんな社会人でも学生に舞い戻り〜。
どんなに歳行ってても(失礼)学生だから、バスとか学割が効くよ!
・学校にコースを申し込み、そのコースの期間プラスボーナスの期間だけ降りるビザ。
・学校は組み合わせてもOK。
例)語学学校1年、大学3年で4.5年出る、しかしその場合最初に2つの学校に申し込みしないといけない。
・学校辞めたらもちろんビザが切れるため即帰国。
・学校側も学んで欲しいため、出席率は80%必須。80%切って警告を何度もされても改善されず無視する場合、即帰国。
・だいたいの国の場合、働くことは禁止。(オーストラリアは週20時間の期限つきで可)
・申請費用がかかる。国によって違うが2〜5万円くらい?(詳しくは調べてください!)
・学生ビザが切れたら、また学生ビザを申請して延長できる。申請代はまたかかる。
就労ビザ work visa
会社が、ぜひ我が社のために働いてほしいって出してくれるビザ!
その会社に属していてはじめてもらえるビザのため、働き始めでいきなりもらうことは不可能。
・働いている会社がスポンサーとなり、その会社で働くために降りるビザ。
・海外出張や、現地で長く働いていて現ビザが切れるタイミングで出してもらうことが多い。
・国によって難易度が違う。オーストラリアはかなり厳しいのでなかなか出してもらえない。カナダは比較的出してもらいやすい(オーストラリアに比べると)。
・会社の都合や自身がその会社を辞めた時にはそこでビザが切れる。
・だいたい5年更新が多い。
・永住権のための経験ポイントを稼ぐことができる。
パートナービザ partner visa
憧れのパートナービザ!
・パートナーとは、婚姻状態か事実婚状態(デファクト)を指す。
結婚してなくても大丈夫だけど便宜上、事実婚になる。国によっては同性同士でも可。
・そのパートナーのビザに乗っかるビザ。だから相手のビザがなにかによって変わってくる。
例1)お互いワーホリビザでビザが切れちゃうから彼氏は学生ビザを申請。それに彼女がパートナービザで乗っかる場合。その場合、彼女は学校に行かなくても働いてていいけど、彼氏のビザが切れたらもちろんそこで同じように切れる。
例2)彼女がその国の国籍を持っていて、それに彼氏が乗っかる場合。この場合は、彼女のビザが切れるということはあり得ないので彼氏も永住権の状態になる。
・例1と例2で申請と審査の大変さが異なる。
・ちなみにオーストラリアの例2は本当にかなり厳しい。パートナービザが降り、そこから永住権が取れるまでに最低3年はかかる。年々審査のハードルと申請代が上がっている。
え!パートナービザ=永住権じゃないんだね!
そうなんだよー!意外と知らないでしょ?
永住権をとる道として多いからそのイメージだよね。
私たちも今申請を始めたところ!申請し終わってビザがおりたらそれも記事にするね!
ワーホリビザ working holiday visa
協定を結んだ国がそれぞれの国の文化を知ろうって目的でできたワーキングホリデー制度を使ったビザ!
・選べる国は26カ国!
・18〜30歳まで(31歳の誕生日までに申請)
・基本は1年間。国によっては2年目、3年目を続けて申請できる。
・国によって制限や申請方法が少しずつ異なる。
・学校も行けるし、仕事もできるし、なにもしなくてもいいしと自由度が一番高いビザ。
ワーホリについて詳しくはこちら⬇︎
(準備中)
永住ビザ permanent visa と市民ビザ citizen visa の違い
永住権、市民権と呼ばれるけど、これもビザの一種。
え?なにが違うの?てか市民権ってなに?
違いはかんたん!その国のパスポートを持っているかいないかだよ!
パスポートは憧れるけど、日本のパスポートを捨てて日本人じゃなくなるので、躊躇して市民権申請してない人も多い。
なんで日本は二重国籍認めてくれないんだろう・・・
ちなみにオーストラリアは、永住権と市民権、実生活ではほぼサービスは変わらない。
けど、万が一大きな災害、例えば今回のコロナで被害を受けたとかだとやはり永住権保持者より市民権保持者が優先されます。
そりゃ考えたら自分の国の人ファーストだから当たり前だよね。
まぁパスポートどうするかなんて雲の上の上の話。まずは永住権!これを取るまでがすでに雲の上。
まとめ
どうでしたか?ビザについて意外と知らなくないですか?
ビザの各種類も、永住権と市民権が違うことも、そもそも2つ存在することもオーストラリアに来てはじめて知りました。
他の国で暮らすというのはやっぱり大変ですね…!
今回も読んでくれてありがとうございました!
コメント